KBCブログ (CADの使い方説明)

BricsCADを中心としたCADの使い方を説明します。

BricsCAD 作図補助(スナップトラック)

BricsCADで作図をするにあたり、補助線を表示する「スナップトラック」コマンドがあります。
このコマンドを使用するには、あらかじめ、「図形スナップ」と「スナップトラック」をONにしておく必要があります。ステータスバーにありますので、OFFの場合は、ONにしてください。

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●スナップトラックを使用したライン作図

2つの図形の端点の延長線上から線を作図してみます。

f:id:KBConsul:20191010101834p:plain 1.コマンド選択「線分」ボタンを選択します。
f:id:KBConsul:20191010101941p:plain 2.左の四角の図形の角に図形スナップを表示させ、しばらくカーソルを重ねていると、赤い(+)マークが表示されます。(一旦、カーソルを移動し、再度、図形スナップを表示させて、カーソルを重ねると、赤い(+)マークは消えます)
f:id:KBConsul:20191010102045p:plain 3.カーソルを図形スナップから離すと(+)字の文字が図形角に残ったままとなります。
f:id:KBConsul:20191010102126p:plain 4.(+)マークから離れた位置でカーソルが(+)マークと同じくらいの高さになると補助線がX座標の色と同じ色で表示されます。
f:id:KBConsul:20191010102214p:plain 5.今度は、右側の図形の端にも、先程と同じように図形スナップを表示させしばらく重ねていると(+)マークが表示させます。
f:id:KBConsul:20191010102300p:plain 6.それぞれの(+)マークに近い高さと横の位置にカーソルを移動させると、それぞれから、補助線が表示され、補助線の交点には交点ポイントが表示されます。
f:id:KBConsul:20191010102347p:plain 7.交点ポイントが表示された時に、クリックすると、その交点から線を描くことができます。

以上

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BricsCAD 多重線の作図(マルチライン)

BricsCADで多重線(マルチライン)を作図する方法です。

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マルチラインの作図

1.コマンドは、メニューの[作成]-[マルチライン]を選択します。

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2.コマンドラインの上に、現在の設定が表示されます。
デフォルトでは、
位置合わせ=ゼロ  ・・・・これは、2重線の真ん中が基点となります。
尺度=20    ・・・・・20mmの間隔で作図されます。
スタイル=Standard ・・・ デフォルトで設定されているスタイルです。いくつも設定することができます。

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3.始点を入力しますが、この時に、位置合わせ、尺度、スタイルが変更できます。
始点を作図域で適当にクリックします。
この時、角度、長さ、元に戻すが設定できます。

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4.終点を入力します、いくつでも入力できます。
最後に「閉じる(c)」を入力することにより、始点と接続することもできます。「Enter」をクリックすると、最後にクリックして位置で作図完了となります。

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5.c「Enter」で閉じてみました。

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マルチラインスタイルの設定

マルチラインでは、デフォルトとして2重線、0を基準に上のオフセット間隔0.5、下のオフセット間隔-0.5の設定が用意されています。






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BricsCAD 直線の作図(極座標入力・極トラック)

もう一つの作図方法として、長さと角度を入力し作図する「極座標入力」の方法を説明します。
この方法はダイナミック入力と同じ作図方法ですが、コマンドラインに数値を入力することにより作図します。

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極座標入力作図

LINEコマンドを実行し、コマンドラインに長さと角度を数値入力し作図します。
@長さ < 角度 

30°の角度の200の長さの線を作図してみます。

f:id:KBConsul:20191009114629p:plain 1.コマンド選択「線分」ボタンを選択します。
f:id:KBConsul:20191009114719p:plain 2.直線を引くための始点を指示します。
f:id:KBConsul:20191009114824p:plain 3.コマンドプロンプトに「@ 200 < 30」と入力します。
f:id:KBConsul:20191009114911p:plain 4.問題なければ「ENTER」で決定します。
f:id:KBConsul:20191009115021p:plain 5.間違って決定してしまった場合は、キーボードから「U」を入力することにより1つ前の状態に戻ります。(入力は半角文字です)
f:id:KBConsul:20191009115118p:plain 6.終了するには、再度「ENTER」キーをクリックしコマンドを終了します。

角度の入力に関しては次のようになります。

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●極トラックに関して

極座標入力を簡単の補助する設定です。「極トラック」設定をONにしておくと、設定した角度で補助線が表示され、
スナップして作図することができます。
デフォルト値は90°で補助線が表示されます。
まず、画面右下あたりのステータスバーにある「極トラック」アイコンをONにしておきます。

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f:id:KBConsul:20191009115426p:plain 1.コマンド選択「線分」ボタンを選択します。
f:id:KBConsul:20191009115509p:plain 2.直線を引くための始点を指示します。
f:id:KBConsul:20191009115555p:plain 3.カーソルを90°単位で動かすと補助線が表示され、カーソルの位置に現在の長さと角度が表示されます。
f:id:KBConsul:20191009115634p:plain 4.引きたい長さの位置でマウスをクリックします。
f:id:KBConsul:20191009115717p:plain 5.間違って決定してしまった場合は、キーボードから「U」を入力することにより1つ前の状態に戻ります。(入力は半角文字です)
f:id:KBConsul:20191009115809p:plain 6.終了するには、再度「ENTER」キーをクリックしコマンドを終了します。
f:id:KBConsul:20191009115902p:plain 7.極トラックの角度を追加したい場合。再度ステータスバーにある「極トラック」アイコンの上でマウス右ボタンをクリックします。
f:id:KBConsul:20191009115937p:plain 8.「設定」ウィンドウが表示されるので、ここで、指定角度を設定できます。&br;「極角度」に補助線を表示させたい角度を入力します。ここは、角度の乗数で表示されます。(15,30,45・・・)&br;「極追加角度」に設定した場合、設定した角度のみ補助線が表示されます。10個のみ登録できます。; 区切りで入力します。&br;この時、「極モード」の設定で■極トラッキンング追加角度使用 のチェックを入れる必要があります。


以上

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BricsCAD 直線の作図(ダイナミック入力、相対座標入力)

正確な図形を描くには、長さと角度の指定が必要です。
BricsCADでは正確な図形を描くために、ダイナミック入力、絶対座標、相対座標、極座標入力の4通りの方法があります。

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●ダイナミック入力作図

まず、ダイナミック入力の場合、設定を確認します。LINEコマンドを実行し、始点を指示してから直線の伸ばしたとき、
長さを入力する枠と角度が表示されている場合、ダイナミック入力がONとなっているので、そのまま、次の作業を行ってください。
直線だけで、何も表示されない場合は、ダイナミック入力がOFFとなっているので、画面右下にあるステイタスバーの
「ダイナミック」の項目をクリックし、ONにしてください。

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45°の角度の100の長さの線を作図してみます。

f:id:KBConsul:20191009113026p:plain 1.コマンド選択「線分」ボタンを選択します。
f:id:KBConsul:20191009113120p:plain 2.直線を引くための始点を指示します。
f:id:KBConsul:20191009113205p:plain 3.長さ入力の欄が青色になるので、直接その枠に長さ 100 を入力します。ここで「ENTER」キーをクリックすると決定してしてしまうので、「TAB」キーを押してください。
f:id:KBConsul:20191009113245p:plain 4.長さが100に固定され、角度入力の欄が青に変わり角度が入力できます。45と入力し「ENTER」で決定します。
f:id:KBConsul:20191009113326p:plain 5.間違って決定してしまった場合は、キーボードから「U」を入力することにより1つ前の状態に戻ります。(入力は半角文字です)
f:id:KBConsul:20191009113406p:plain 6.終了するには、再度「ENTER」キーをクリックしコマンドを終了します。

●相対座標で線を作図

指定した位置から作図したいポイントまでの線の作図方法を説明します。キーボードからの数値入力となります。LINEコマンドを実行し、始点を指示してから直線の伸ばした位置までのx座標、y座標をキーボードから入力し、実行します。
単純に X座標 100 Y座標 200 の位置へ作図したい場合、100,200 と入力すると絶対座標に作図されます。
相対座標で入力したい場合、@100,200 と先頭に @ を付けると相対座標となります。

f:id:KBConsul:20191009113532p:plain 1.コマンド選択「線分」ボタンを選択します。
f:id:KBConsul:20191009113618p:plain 2.直線を引くための始点を指示します。
f:id:KBConsul:20191009113657p:plain 3.コマンドラインに @100,200 と入力し、「ENTER」キーをクリックすると決定します。
f:id:KBConsul:20191009114028p:plain 4.この時入力、x、yの数値は、始点からみて上方向、右方向はプラスの数値を、下方向、左方向はマイナスの数値を入力してください。例えば、左下に引きたい場合は、@-100,-200 となります。
f:id:KBConsul:20191009114122p:plain 5.終了するには、再度「ENTER」キーをクリックしコマンドを終了します。

以上

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BricsCAD 直線の作図(連続線、水平・垂直線)

直線を作図するには、始点と終点の指示が必要です。
指示の方法としてはマウスで2か所をクリック、または、キーボードから座標を入力して作図します。

線分(LINE)コマンドを使用して、直交モード、座標入力(絶対座標)、(相対座標)、(極座標)の使い方を説明します。

●連続線の作図

適当な位置に始点と終点を指示して連続した線を作図します。

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f:id:KBConsul:20191008113654p:plain 1.コマンド選択「線分」ボタンを選択します。
f:id:KBConsul:20191008113811p:plain 2.直線を引くための始点を指示します。
f:id:KBConsul:20191008113918p:plain 3.直線の終点(2)をを指示します
f:id:KBConsul:20191008114109p:plain 4.次の終点(3)を指示します
f:id:KBConsul:20191008114205p:plain 5.次の終点(4)を指示します
f:id:KBConsul:20191008114305p:plain 6.次の終点(5)を指示します
f:id:KBConsul:20191008114358p:plain 7.終了するには、「ENTER」キーをクリックしコマンドを終了します。

●水平線・垂直線を描く

水平線・垂直線を描くには「直交モード」を使用して作図すると簡単です。

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f:id:KBConsul:20191008114710p:plain 1.ステータスバーの「直交」ボタンをクリックしONにします。(黒くなったらONの状態です。)
f:id:KBConsul:20191008115025p:plain 2.コマンド選択「線分」ボタンを選択します。
f:id:KBConsul:20191008115105p:plain 3.水平線の始点1を指示します。
f:id:KBConsul:20191008115327p:plain 4.水平線の終点2を指示します。
f:id:KBConsul:20191008115426p:plain 5.コマンドを終了するには、「ENTER]キーをクリックします。
f:id:KBConsul:20191008115548p:plain 6.直前のコマンドを使う場合、「ENTER」キーを再度クリックします。
f:id:KBConsul:20191008115655p:plain 7.垂直線の始点3を指示します。
f:id:KBConsul:20191008115813p:plain 8.垂直線の終点4を指示します。
f:id:KBConsul:20191008115929p:plain 9.コマンドを終了するには、「ENTER」キーをクリックします。

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BricsCAD 図形スナップの種類と使い方

BricsCAD V18,19には20種類の図形スナップが用意されています。
それらの図形スナップの使い方を説明します。

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(1)複数の一時的なトラッキングポイント

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 ある基点からxいくら、Yいくらの座標値から図形を作図したい場合などに使用します。
※コマンドが実行中で無い場合にクリックしてもエラー表示となります。
作図コマンドを実行した後に選択し、実行してください。

(例)
・円をあるポイントから、x方向に50、Y方向に50の位置に作図したい場合。

(操作)
1.円コマンドを実行
2.図形スナップ「1時トラッキング点」を選択
3.基点となるポイントをクリック(この時、図形スナップが表示されない場合は、交点や端点など、基点となるポイントを選ぶことが出来る図形スナップを選択し、基点を選んでください。&br;その場合でも「一時トラッキング点」は有効です。
4.トラッキングラインが表示されるので、ダイナミック入力で、Y方向に50を入力し、「ENTER」をクリック。
5.Yの50の位置から再度トラッキングラインが表示されるので、X方向に50を入力し、「ENTER」をクリック。
6.連続で複数指示することができます。このポイントでよければ、「ENTER」をクリックし、完了します。
7.「一時トラッキング点」コマンドが終了し、最後の点が円の作図ポイントとなります。
8.最後のポイントに円を作図します。



(2)2点間の中点にスナップ

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 ある2点を指示するとその中間点に図形を作図、移動させることができます。
※コマンドが実行中で無い場合にクリックしてもエラー表示となります。
作図コマンドを実行した後に選択し、実行してください。

(例)
・円をある2点の中間ポイントに作図したい場合。

(操作)
1.円コマンドを実行
2.図形スナップ「2点間の中点にスナップ」を選択
3.基点となる2つのポイントをクリック(この時、図形スナップが表示されない場合は、交点や端点、中心など、基点となるポイントを選ぶことが出来る図形スナップを選択し、基点を選んでください。&br;その場合でも「2点間の中点スナップ」は有効です。)します。
4.円の作図基点が、選択して2点の中間に決定されていますので、ここで円を作図します。


(3)端点

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図形の端点にスナップします。


(4)中点

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図形の中点にスナップします。


(5)近接点

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図形上のもっとも近い点にスナップします。


(6)中心

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円、円弧などの中心点にスナップします。



(7)図心

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矩形などの閉じたポリラインの平面の重心にスナップします。



(8)垂線

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他の図形の垂直点にスナップします。



(9)平行スナップ

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線分の始点を指示し、平行に作図したい図形の上にカーソルを移動すると、平行スナップマークと赤のプラスマークが表示され、作図中のラインが平行位置に戻ると、ポイントした図形と平行にガイドラインが表示されます。



(10)接線

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円、円弧、楕円、楕円弧に接する点にスナップすることができます。



(11)四半円点

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円、円弧、及びポリライン円弧の四半円点へスナップします。



(12)挿入基点

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テキストとブロックの挿入基点にスナップされます。



(13)点

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点図形へスナップします。



(14)交点

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図形の交点へスナップします。



(15)仮想交点

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図形同士が延長線上で交わる点にスナップします。

(例)
・2つの線分の延長上の交わる交点に円を作図したい場合。

(操作)
1.円コマンドを起動します。
2.図形スナップ「仮想交点スナップ」を選択します。
3.片方の線分にカーソルを移動すると「延長仮想交点」のマークが表示されるので、表示された時点で
線分をクリックします。
4.そして、もう片方の線分にカーソルを移動すると、2つの線分の延長線上に「仮想交点」マークが表示
されるので、その時点でマウスをクリックします。
5.円の半径を入力して、円が作図できます。



(16)延長交点

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2つの図形の延長した交わる交点にスナップします。「仮想交点」と同じような動作となります。

(例)
・2つの線分の延長上の交わる交点に円を作図したい場合。

(操作)
1.円コマンドを起動します。
2.図形スナップ「延長交点スナップ」を選択します。
3.片方の線分の延長したい方の端のカーソルを移動し、しばらく置いておくと、
端の赤い十字マークが表示されます。その状態で、カーソルを線分の延長線上に移動すると、
ガイドのラインが表示されます。
4.次に、もう片方の線分の延長したい方の端にも同じようにカーソルを移動して置くと、
十字のマークが表示され、延長線のガイドラインと、先程の線分の延長線上の交わる点に
両方の図形からガイドラインが表示され、交点にスナップできます。その時点でクリックします。
5.円の半径を入力し作図します。



(17)解除

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図形スナップを解除します。



(18)図形スナップの高さを無視

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Z座標時が違う図形同士の交点をとり、Z座標が0の位置に図形を作図することができます。



(19)ハッチングへの図形スナップ

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ハッチング図形にスナップします。



(20)負のZ座標へ図形スナップ

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Z座標が異なる図形同士の交点をとり、作図したいZ座標の位置に作図することができます。

以上

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BricsCAD 用紙サイズの設定

図面作図を始める前に、用紙サイズの設定をして作図をを始めます。
BricsCADは実寸で作図を行います。
A3用紙サイズは420x297となります。
1/10の用紙サイズは4200x2970となり用紙サイズを10倍の大きさに設定します。
印刷時に尺度を合わせ正確に図面を印刷します。

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用紙サイズを設定するには、メニューの「設定」-「図面範囲設定」を選択するか、

f:id:KBConsul:20191007104519p:plain

コマンド欄に :「LIMITS」と入力します。

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左下のコーナーは 0,0 でそのまま、「ENTER」を実行。
右上コーナーは、マウスで指示するか、数値で入力します。
入力する数値は、x、y   xは幅、yは高さとなります。

A3の用紙の場合
等倍 : 420 x 297
1/10 : 4200 x 2970
1/100 : 42000 x 29700
と、設定します。

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