KBCブログ (CADの使い方説明)

BricsCADを中心としたCADの使い方を説明します。

BricsCAD 図面の保存形式を変更する方法

BricsCADにおいて、dwgの保存形式の変更方法を説明します。

操作

1.図面を作図し、保存する場合、もしくは、保存する形式を変更する場合、通常の保存時に
 図面形式を変更するだけです。メニューの[ファイル]-[名前を付けて保存]を選択します。

f:id:KBConsul:20191113101044p:plain

2.名前を付けて保存ダイアログが表示されるので、「ファイルの種類」の欄の下向き記号を選択し
ファイルの種類を選択します。R12形式にしたい場合は、「AutoCAD Release 11/12 Drawing(*.dwg)を選択します。

f:id:KBConsul:20191113101059p:plain

3.ファイル名を付けて[保存]ボタンをクリックして保存します。

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図面の受け渡しが必要な場合や、プロキシー図形を削除したい場合などに操作してください。

以上

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2019 BricsCAD カンファレンスが開催されます

毎年恒例の BricsCADカンファレンスが 2019年11月27日(水)
東京コンファレンスセンター・品川 にて開催されます。

今回は、私も参加予定です。また、この時は、東京ビッグサイトにおいて「IIFES2019」も開催(11/27~29日まで)
予定となっています。

BricsCADカンファレンスは事前申し込みが必要となりますので、以下のURLより登録してご参加ください。

https://www.bj-soft.jp/seminar/201911v20.html



名称:BricsCADカンファレンス ~BricsCAD V20 新機能発表

会期:2019年11月27日(水)
   10:00~12:50 基調講演・全体セミナー
   14:00~17:00 分科会
   17:15~19:15 懇親会

会場:東京コンファレンスセンター・品川
主催:図研アルファテック株式会社
参加料金:無料




詳しくは、下記URLをご覧ください。

https://www.bj-soft.jp/seminar/201911v20.html

懇親会でお会いしましょう。

BricsCAD 円の作図(2つの図形に接する円)

2つの図形に接する円の作図(半径指示)です。

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●円作図コマンド 2つの図形に接する円の作図(半径指示)

2つの円に接する半径100の円を作図します。

f:id:KBConsul:20191016112256p:plain 1.コマンド選択「接点-接点-半径」ボタンを選択します。メニューの[作成]-[円]-[接点-接点-半径]からも選択できます。
f:id:KBConsul:20191016112347p:plain 2.1点目の円の接線を指示します。
f:id:KBConsul:20191016112440p:plain 3.2点目の円の接線を指示します。
f:id:KBConsul:20191016112551p:plain 4.円の半径100を入力します。
f:id:KBConsul:20191016112646p:plain 5.2つの円に接する位置に、半径100の円を作図します。以上で完了です。

以上

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BricsCAD 円の作図(3点指定)

円の作図方法で、3点を指定して作図する方法です。

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●円作図コマンド 3点指定

3点を指定して円を作図します。

f:id:KBConsul:20191016104801p:plain 1.コマンド選択「円の3点」ボタンを選択します。メニューの[作成]-[円]-[3点]からも選択できます。
f:id:KBConsul:20191016104849p:plain 2.円の1点目を指示します。
f:id:KBConsul:20191016104946p:plain 3.円の2点目を指示します。
f:id:KBConsul:20191016105026p:plain 4.3点目を指示して入力完了です。

以上

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BricsCAD 円の作図(半径指定)

円の作図方法はいくつかあります。
そこで、代表的な半径を指定する作図方法の説明です。

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●円作図コマンド 中心点-半径指定

半径50mmの円を作図します。

f:id:KBConsul:20191010113711p:plain 1.コマンド選択「円の中心-半径」ボタンを選択します。メニューの[作成]-[円]-[中心-半径]からも選択できます。
f:id:KBConsul:20191010113804p:plain 2.円の中心点を指示します。
f:id:KBConsul:20191010113847p:plain 3.円の半径を入力します。この時円の中心に青い入力枠が表示されていない場合は、「ダイナミック」入力をONにしてください。
f:id:KBConsul:20191010113927p:plain 4.「Enter」で入力完了です。半径50の円が作図できます。

以上

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BricsCAD V18 平行線の作図(オフセット)

BricsCADで作図にあたり、平行線を作図する方法です。
いろいろな方法がありますが、オフセットコマンドを使用した方法を説明します。

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今ある線を距離を指定して平行に作図することができます。

●オフセットコマンドを使用したライン作図

1つの斜め線に100mm離して同じように線を作図します。

f:id:KBConsul:20191010103015p:plain 1.コマンド選択「オフセット」ボタンを選択します。メニューの[修正]-[オフセット]からも選択できます。
f:id:KBConsul:20191010103057p:plain 2.コマンドラインにオフセット距離を入力と表示されるので、100と入力し「Enter」をクリックします。
f:id:KBConsul:20191010103137p:plain 3.コマンドラインに「図形を選択」表示されるので、オフセットしたい図形を選択すると、カーソルがある方向に100mm離れて図形が表示されます。どちら側に作図したいか、カーソルで選択します、両側に作図したい場合は、「B」を入力します。
f:id:KBConsul:20191010103219p:plain 4.今回は、右側に作図してみますので、右をマウスでクリックします。再度、図形を選択すると、その図形から100mmの位置に作図できます。終了する場合は、「ENTER」で終了です。

以上


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BricsCAD 作図補助(スナップトラック)

BricsCADで作図をするにあたり、補助線を表示する「スナップトラック」コマンドがあります。
このコマンドを使用するには、あらかじめ、「図形スナップ」と「スナップトラック」をONにしておく必要があります。ステータスバーにありますので、OFFの場合は、ONにしてください。

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●スナップトラックを使用したライン作図

2つの図形の端点の延長線上から線を作図してみます。

f:id:KBConsul:20191010101834p:plain 1.コマンド選択「線分」ボタンを選択します。
f:id:KBConsul:20191010101941p:plain 2.左の四角の図形の角に図形スナップを表示させ、しばらくカーソルを重ねていると、赤い(+)マークが表示されます。(一旦、カーソルを移動し、再度、図形スナップを表示させて、カーソルを重ねると、赤い(+)マークは消えます)
f:id:KBConsul:20191010102045p:plain 3.カーソルを図形スナップから離すと(+)字の文字が図形角に残ったままとなります。
f:id:KBConsul:20191010102126p:plain 4.(+)マークから離れた位置でカーソルが(+)マークと同じくらいの高さになると補助線がX座標の色と同じ色で表示されます。
f:id:KBConsul:20191010102214p:plain 5.今度は、右側の図形の端にも、先程と同じように図形スナップを表示させしばらく重ねていると(+)マークが表示させます。
f:id:KBConsul:20191010102300p:plain 6.それぞれの(+)マークに近い高さと横の位置にカーソルを移動させると、それぞれから、補助線が表示され、補助線の交点には交点ポイントが表示されます。
f:id:KBConsul:20191010102347p:plain 7.交点ポイントが表示された時に、クリックすると、その交点から線を描くことができます。

以上

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