KBCブログ (CADの使い方説明)

BricsCADを中心としたCADの使い方を説明します。

BricsCAD 実行するライセンスレベルの変更方法

BricsCADのライセンスレベルを変更する方法です。

メニューの[設定]-[設定]をクリックします。

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設定ダイアログが開くので、検索枠の中に「ライセンス」と入力し、「ENTER」をクリック。

「実行するライセンスレベル」と表示されるので、右側の表示されているレベルを選択し、希望する
レベルを選択します。設定ダイアログを閉じて、BricsCADを再起動すると設定が変更されます。

f:id:KBConsul:20191004101405p:plain

以上

BricsCADの購入は
https://cad.kbconsul.com/index.php?CADkbc_shop_Brics

BricsCAD 「開く」コマンドでファイル選択ダイアログが表示しない場合

メニューの「ファイル」-「開く」を選択した時に
コマンドラインに「図面名:」と表示され、
ファイル選択ダイアログが表示されない場合、

f:id:KBConsul:20191004095959p:plain

コマンドを一旦、キャンセルし、コマンドラインに次を入力し、実行してください。

FILEDIA 

現在のアカウント値が<オフ>になっているので、

ON

と、入力し、実行します。
これで、再度、「開く」を実行すると、ファイル選択ダイアログが開きます。

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BricsCAD 直線の作図(連続線、水平・垂直線)

直線を作図するには、始点と終点の指示が必要です。
指示の方法としてはマウスで2か所をクリック、または、キーボードから座標を入力して作図します。

線分(LINE)コマンドを使用して、直交モード、座標入力(絶対座標)、(相対座標)、(極座標)の使い方を説明します。

●連続線の作図

適当な位置に始点と終点を指示して連続した線を作図します。

f:id:KBConsul:20190925121046p:plain


1.コマンド選択「線分」ボタンを選択します。
f:id:KBConsul:20190925121149p:plain

2.直線を引くための始点を指示します。
f:id:KBConsul:20190925121316p:plain

3.直線の終点(2)をを指示します
f:id:KBConsul:20190925121426p:plain

4.次の終点(3)を指示します
f:id:KBConsul:20190925121530p:plain

5.次の終点(4)を指示します
f:id:KBConsul:20190925121628p:plain

6.次の終点(5)を指示します
f:id:KBConsul:20190925121719p:plain

7.終了するには、「ENTER」キーをクリックしコマンドを終了します。
f:id:KBConsul:20190925121850p:plain

●水平線・垂直線を描く

水平線・垂直線を描くには「直交モード」を使用して作図すると簡単です。

f:id:KBConsul:20190925122009p:plain

1.ステータスバーの「直交」ボタンをクリックしONにします。(黒くなったらONの状態です。
f:id:KBConsul:20190925122100p:plain

2.コマンド選択「線分」ボタンを選択します。
f:id:KBConsul:20190925122154p:plain


3.水平線の始点1を指示します。
f:id:KBConsul:20190925122320p:plain

4.水平線の終点2を指示します。
f:id:KBConsul:20190925122429p:plain

5.コマンドを終了するには、「ENTER]キーをクリックします。
f:id:KBConsul:20190925122533p:plain

6.直前のコマンドを使う場合、「ENTER」キーを再度クリックします。
f:id:KBConsul:20190925122620p:plain

7.垂直線の始点3を指示します。
f:id:KBConsul:20190925122712p:plain

8.垂直線の終点4を指示します。
f:id:KBConsul:20190925122741p:plain

9.コマンドを終了するには、「ENTER」キーをクリックします。
f:id:KBConsul:20190925122846p:plain

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BricsCAD 直線の作図(連続線、水平・垂直線)

直線を作図するには、始点と終点の指示が必要です。
指示の方法としてはマウスで2か所をクリック、または、キーボードから座標を入力して作図します。

線分(LINE)コマンドを使用して、直交モード、座標入力(絶対座標)、(相対座標)、(極座標)の使い方を説明します。

&deco(,,26){●連続線の作図};
適当な位置に始点と終点を指示して連続した線を作図します。

f:id:KBConsul:20190925121046p:plain


1.コマンド選択「線分」ボタンを選択します。
f:id:KBConsul:20190925121149p:plain

2.直線を引くための始点を指示します。
f:id:KBConsul:20190925121316p:plain

3.直線の終点(2)をを指示します
f:id:KBConsul:20190925121426p:plain

4.次の終点(3)を指示します
f:id:KBConsul:20190925121530p:plain

5.次の終点(4)を指示します
f:id:KBConsul:20190925121628p:plain

6.次の終点(5)を指示します
f:id:KBConsul:20190925121719p:plain

7.終了するには、「ENTER」キーをクリックしコマンドを終了します。
f:id:KBConsul:20190925121850p:plain

&deco(,,26){●水平線・垂直線を描く};
水平線・垂直線を描くには「直交モード」を使用して作図すると簡単です。

f:id:KBConsul:20190925122009p:plain

1.ステータスバーの「直交」ボタンをクリックしONにします。(黒くなったらONの状態です。
f:id:KBConsul:20190925122100p:plain

2.コマンド選択「線分」ボタンを選択します。
f:id:KBConsul:20190925122154p:plain


3.水平線の始点1を指示します。
f:id:KBConsul:20190925122320p:plain

4.水平線の終点2を指示します。
f:id:KBConsul:20190925122429p:plain

5.コマンドを終了するには、「ENTER]キーをクリックします。
f:id:KBConsul:20190925122533p:plain

6.直前のコマンドを使う場合、「ENTER」キーを再度クリックします。
f:id:KBConsul:20190925122620p:plain

7.垂直線の始点3を指示します。
f:id:KBConsul:20190925122712p:plain

8.垂直線の終点4を指示します。
f:id:KBConsul:20190925122741p:plain

9.コマンドを終了するには、「ENTER」キーをクリックします。
f:id:KBConsul:20190925122846p:plain

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BricsCAD 図形スナップの種類と使い方

BricsCAD V18,19には20種類の図形スナップが用意されています。
それらの図形スナップの使い方を説明します。

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(1)複数の一時的なトラッキングポイント

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 ある基点からxいくら、Yいくらの座標値から図形を作図したい場合などに使用します。
※コマンドが実行中で無い場合にクリックしてもエラー表示となります。
作図コマンドを実行した後に選択し、実行してください。

(例)
・円をあるポイントから、x方向に50、Y方向に50の位置に作図したい場合。

(操作)
1.円コマンドを実行
2.図形スナップ「1時トラッキング点」を選択
3.基点となるポイントをクリック(この時、図形スナップが表示されない場合は、交点や端点など、基点となるポイントを選ぶことが出来る図形スナップを選択し、基点を選んでください。&br;その場合でも「一時トラッキング点」は有効です。
4.トラッキングラインが表示されるので、ダイナミック入力で、Y方向に50を入力し、「ENTER」をクリック。
5.Yの50の位置から再度トラッキングラインが表示されるので、X方向に50を入力し、「ENTER」をクリック。
6.連続で複数指示することができます。このポイントでよければ、「ENTER」をクリックし、完了します。
7.「一時トラッキング点」コマンドが終了し、最後の点が円の作図ポイントとなります。
8.最後のポイントに円を作図します。


(2)2点間の中点にスナップ

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 ある2点を指示するとその中間点に図形を作図、移動させることができます。
※コマンドが実行中で無い場合にクリックしてもエラー表示となります。
作図コマンドを実行した後に選択し、実行してください。

(例)
・円をある2点の中間ポイントに作図したい場合。

(操作)
1.円コマンドを実行
2.図形スナップ「2点間の中点にスナップ」を選択
3.基点となる2つのポイントをクリック(この時、図形スナップが表示されない場合は、交点や端点、中心など、基点となるポイントを選ぶことが出来る図形スナップを選択し、基点を選んでください。&br;その場合でも「2点間の中点スナップ」は有効です。)します。
4.円の作図基点が、選択して2点の中間に決定されていますので、ここで円を作図します。


(3)端点

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図形の端点にスナップします。


(4)中点

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図形の中点にスナップします。


(5)近接点

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図形上のもっとも近い点にスナップします。


(6)中心

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円、円弧などの中心点にスナップします。


(7)図心

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矩形などの閉じたポリラインの平面の重心にスナップします。


(8)垂線

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他の図形の垂直点にスナップします。


(9)平行スナップ

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f:id:KBConsul:20190821114210p:plain


線分の始点を指示し、平行に作図したい図形の上にカーソルを移動すると、平行スナップマークと赤のプラスマークが表示され、作図中のラインが平行位置に戻ると、ポイントした図形と平行にガイドラインが表示されます。


(10)接線

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f:id:KBConsul:20190821114348p:plain

円、円弧、楕円、楕円弧に接する点にスナップすることができます。


(11)四半円点

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円、円弧、及びポリライン円弧の四半円点へスナップします。


(12)挿入基点

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テキストとブロックの挿入基点にスナップされます。


(13)点

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点図形へスナップします。


(14)交点

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図形の交点へスナップします。


(15)仮想交点

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図形同士が延長線上で交わる点にスナップします。

(例)
・2つの線分の延長上の交わる交点に円を作図したい場合。

(操作)
1.円コマンドを起動します。
2.図形スナップ「仮想交点スナップ」を選択します。
3.片方の線分にカーソルを移動すると「延長仮想交点」のマークが表示されるので、表示された時点で
線分をクリックします。
4.そして、もう片方の線分にカーソルを移動すると、2つの線分の延長線上に「仮想交点」マークが表示
されるので、その時点でマウスをクリックします。
5.円の半径を入力して、円が作図できます。


(16)延長交点

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2つの図形の延長した交わる交点にスナップします。「仮想交点」と同じような動作となります。

(例)
・2つの線分の延長上の交わる交点に円を作図したい場合。

(操作)
1.円コマンドを起動します。
2.図形スナップ「延長交点スナップ」を選択します。
3.片方の線分の延長したい方の端のカーソルを移動し、しばらく置いておくと、
端の赤い十字マークが表示されます。その状態で、カーソルを線分の延長線上に移動すると、
ガイドのラインが表示されます。
4.次に、もう片方の線分の延長したい方の端にも同じようにカーソルを移動して置くと、
十字のマークが表示され、延長線のガイドラインと、先程の線分の延長線上の交わる点に
両方の図形からガイドラインが表示され、交点にスナップできます。その時点でクリックします。
5.円の半径を入力し作図します。


(17)解除

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図形スナップを解除します。


(18)図形スナップの高さを無視

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Z座標時が違う図形同士の交点をとり、Z座標が0の位置に図形を作図することができます。


(19)ハッチングへの図形スナップ

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ハッチング図形にスナップします。


(20)負のZ座標へ図形スナップ

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Z座標が異なる図形同士の交点をとり、作図したいZ座標の位置に作図することができます。

以上


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BricsCAD 用紙サイズの設定

図面作図を始める前に、用紙サイズの設定をして作図をを始めます。
BricsCADは実寸で作図を行います。
A3用紙サイズは420x297となります。
1/10の用紙サイズは4200x2970となり用紙サイズを10倍の大きさに設定します。
印刷時に尺度を合わせ正確に図面を印刷します。

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用紙サイズを設定するには、メニューの「設定」-「図面範囲設定」を選択するか、

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コマンド欄に :「LIMITS」と入力します。

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左下のコーナーは 0,0 でそのまま、「ENTER」を実行。
右上コーナーは、マウスで指示するか、数値で入力します。
入力する数値は、x、y   xは幅、yは高さとなります。

A3の用紙の場合
等倍 : 420 x 297
1/10 : 4200 x 2970
1/100 : 42000 x 29700
と、設定します。

以上

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